一方通行ではない「WEBコミュニティ」を。デイトナのWEBコミュニティ二輪車新聞社・記者 辻内 圭巻頭 P.04ツーリングの起点は、静岡県磐田市の福田漁港。日本最大級のツーリング・ラリー「SSTR」のスタート地点にもなった。実感していただけることが大事です。デイトナは用品メーカーですが、単にモノを提供するだけでなく、走る目的につながるような活動を継続したいと考えています。 辻内:『DAYTONA森町・静岡茶ミーティング(茶ミーティング)』もその一環でしょうか。 織田:その通りです。茶ミーティングについてはコロナ禍を経て、試乗会を主とした催しから一新。幅広いコンテンツを用意し、ご家族連れにもお越しいただけるようになりました。さらに2024年には茶ミーティングスタンプラリー(茶ミスタラリー)も企画しましてね。『黄金KAIDO御刻印ツーリングラリー』とのコラボで89カ所のチェックポイントをご用意しました。 辻内:それはまた壮大ですね。せっかくなので、いつ、どこで、どんな催しがあるのかが分かるとうれしいところです! 織田:そうですよね。デイトナのHPで情報をとりまとめたいと思っています。 織田:HPといえば、2024年7月にはファンコミュニティサイト『森町お天気山ジャンクション』をオープンしました。 辻内:デイトナユーザーが交流する場ですね。 織田:間口はもっと広く、バイク好きが集まる場としています。カスタムパーツや用品情報についてはデイトナ商品のみならず、皆さま自由に投稿してくれていますよ。 辻内:早速登録してみましょう……。なるほど、「ツーリング行ってきたから見て」「カスタムしたから見て」「バイクめし」といったジャンル別に投稿できるのですね。イベント参加報告や質問箱もある。 織田:お天気山の質問箱というコーナーでは、「ブレーキフルードってどうしてます?」「W800のミラー交換をどうしようかな?」「浜松ギョーザのお勧めの店は?」といった具合にQ&Aが交わされています。バイクめしに投稿された豊橋市の炭火焼ハンバーグのお店には、私も走って行きました。 辻内:織田社長ご自身もライダーとして活用されているのが、またデイトナらしい。貴社に訪問取材させていただくと、和気あいあいとした社風を感じます。皆さま快活にご挨拶してくださって。上場企業なので少し違った先入観もあったのですが、明るくオープンだなと。 織田:ありがとうございます。銀行や証券会社の方からも、そのように言われます。もう少し緊張感があった方がいいのかな? 『ミスター・バイクBG』など二輪専門誌や各種オウンドメディアのコンテンツ制作、『週刊SPA!』『日経ビジネス』『ロイター.co.jp』の広告企画にも携わった。2021年より二輪車新聞社の営業兼記者に。愛車はトライアンフ・デイトナ955i。
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